竜巻映画をみてます。
昔に「ツィスター」という映画みた記憶あります。
有名どころでは「オズの魔法使い」でも、ドロシーが竜巻に吹き飛ばされる。
つい最近のスーパーマン映画(マンオブスチィール)では、育ての父が竜巻で死亡するシーンがあった。
アメリカ映画では定番の素材ないし道具だということ。
アメリカの中西部で竜巻が多い理由は不明だそうですが、倭国では聞き及ばない。
方丈記にチョコっと登場しますが、洛中に竜巻とはねえ・・・他事例はない。
でも、最近の気象状況だと、結構頻繁に・・・それも唐突に発生します。
事前予知は、システムの不備もあり不可能に近い。避難シェルターも準備されていない。
あまりと言うかほとんど知られていない藤田さんという世界的に高名な気象学者がおいでになりました。
竜巻の規模評価を分類した藤田スケールの考案で知られます。
藤田先生の分類では五段階程度に分けられますが・・・
F0:発生頻度39%、軽微な被害・・・木の枝が折れるとか
F1:発生頻度35%、中規模被害・・・屋根が飛ぶとか
F2:発生頻度19%、大きな被害・・・自動車は横転し、ボロ家屋崩壊
F3:発生頻度 5%、重大被害・・・列車横転、家屋全壊
たいていは、ここまでの竜巻のレベルですが、稀にF4とか更にF5が発生します。
こうなると、一面廃墟化するのですが、この程度では、パニック映画にはならない。
なもんで、理論上想定されるF6クラスの竜巻が発生します。
以前の「ツィスター」は、F5クラスですので、時代とともに荒唐無稽化したのです。
牛やトラックが舞い上がるのでは絵にならない。
避難待機中の航空機が宙を飛ぶ(笑)
シェルターが根こそぎぶっ飛ぶ。
竜巻は凄い割にあっという間に消滅します。
甚大な被害をもたらすのですが、家族の愛と友情で苦難を乗り切る。
一転した青空の下、傾いてはいますが、ヘンポンと星条旗が翻る・・・・
予定調和でエンドマーク。
ジョブス言う所の、最後の一日の時間を費消するようなものでないことは
確かでした(笑)
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