昔ながらに怪談映画でもと言いたいが、今風はホラー。
四谷怪談
番町皿屋敷
牡丹灯籠
鍋島猫綺譚
真景累ヶ淵 ・・・・・なんかをとっかえひっかえ
でも、おどろおどろしさは真景・・の右に出るものはないが定番は「四谷怪談」。
忠臣蔵外伝ってことも受ける理由ですが、
単に赤穂の浪人を主人公にしただけで「盟三五大切」(・・・すらっと読めれば相当に凄い!)
のように討ち入りとの関連はすくなく、
もはや伊右衛門には主君の恨み云々の意識はない。
最高傑作は中川信夫版だと言われます。天地茂に若杉嘉津子
ほかにもお岩さん女優は・・・
田中絹代(彼女までねえ。伊右衛門は上原謙だから妖怪愛染カツラ)
岡田茉莉子(顔が崩れていない、美女系お岩さん)
小雪(見てません)
高岡早紀(ヌードシーンが必見で、そっちばかりが未だに話題)
関根恵子(このバージョンはプロ鑑賞家も初耳)
美女にグラマーに清純派まで、解釈次第で誰でもやれる国民的女性像って
ことですから、今回はバックステージものに捻り、「喰い女」
色悪が地としか思えない人気歌舞伎役者
なんとかって女優。眼つきが心の窓とはよく言ったもの。
性格が歪んだ様が自前風なので、嫉妬や怨念の感情表現を苦もなくやってしまう得な資質の持ち主。
更に、宅悦を演じる売り出し中の人気役者。カネに汚くオンナ好きって芸能誌が書くところの
本人プロフィールじゃなかったか?
ひねり・・・といっても、舞台の進行と現実のドラマが同時並行的に交錯するというのが定番のプロット。
名作「恋落ちシェイクスピア」なんもそうでした。
バックステージものにはずれなしって言うくらいですので、まあまあの出来栄え
この柴咲コウって女優・・・
恨み晴らすと、一転涼やかに^ ^
どっちが本質かな?
舞台美術がなかなか凝ってます。
美術賞があれば今年は決まり!
秋の映画シーズン前の肩慣らしです。
・・・・・
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