2014年8月9日土曜日

夏の怪談話は・・・陰陽師




安倍晴明伝説は、相変わらず活況のご様子で、この暑い盛りでも
京都一条戻り橋界隈の安倍晴明神社は、善男善女がお参りにおいでのようです。
でも、あなたの知らない本当の晴明ワールドは・・・

 

恋しくば たずねきて見よ 和泉(いずみ)なる 

       信太(しのだ)の森の うらみ葛の葉

 

実は 安倍晴明は大阪市の阿倍野あたりの出身だと言われます。
いま阿倍野には、日本一高い「阿倍野ハルカス」が大人気
地名の「阿倍野」はいいとして「ハルカス」はなんだ?
晴れて明るいって意味合いだとHPにも書いてます

だから・・・アベノセイメイ なのです
京都の方はお住まい跡ですが、この阿倍野にも生誕の地にふさわしく「安倍晴明神社」があります。



安倍晴明の母上は、白狐です(当然伝説ですが・・・)
更に南の方の信太山に巣食うお狐さまです。
貴種であったが咎なくて罷免され剥落放浪の父は、和泉の地で猟師に追われる白キツネを哀れんで助ける。
その後、葛の葉という女人とと間に晴明が生まれるが、正体がバレて・・
泣く泣く、一首残して葛の葉は立ち去リ、身を隠す悲しい母子の別れ。
あの時代、身分違いの恋は不幸の始まりだったということです。
長じて名を挙げお家再興の安倍晴明は、後世に名を轟かせたってハッピーエンドなんですが・・・


どっこい、ナニワのデイープサウスは、魔界結界の地
戦乱、とりわけ大阪夏の陣で多くの人がこの辺りで命を落としています。
家康の陰険な策謀で総掘を埋められ、恨みを死地に幾万の武士が死んでいったことか
また、刑場も有り、無縁仏やら処刑人の弔いの地でもある
大禍忌の時に、人魂が飛んでもおかしくもなんともない

 
最貧困層が暮らせる街
大手を振って世界最古の職業が営まれる街

と隣合わせな最近代ビルとは怖い都市伝説の塊に違いない。
最上階の展望台に登った人数と降りてきた人数が合わないのは日常茶飯事だとか・・・・
一部のオカルトマニアが、色々と紹介しているようですが、信憑性がありげなのは、
魔界というブラックホールに吸い込まれた事例だけだと思いますよ







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