2014年8月27日水曜日

オ◯◯は、戦いに勝ったのか?



ポリテイカルスリラーの醍醐味とは・・・

誰もが知ってるビッグネームがさり気なく登場し
さもありげなエピーソードがモチーフなんだけど
それが表沙汰にならない事に一定の合理性があること

だと思っております。
その意味で「革命記念日でのドゴール暗殺未遂事件」なんかは、けだし一級品である。


かつての「悪の権化」は、東側のスパイ組織でしたが、最近はとんとお見かけしない。

アフリカの独裁者
東欧のマフィア
イスラムのテロリスト・・・

本当に複雑で難しい時代になりました。
あえて言えば・・・大本命は「コロンビアカルテル」。
そう、麻薬製造流通販売組織です。



麻薬及び向精神薬は様々あるらしいが、なんちゃって「コカイン」がクスリの王様だとか。
原産地はコロンビアで、600トン程度の生産量。
原産地での原価は純分キロ当たり四千ドルですが、欧米の卸にわたる時には七万ドル。
卸は、それを十倍程度に希釈して末端に流す。
つまり、最終需要家さんは、キロ七十万ドルの嗜好品を購入している。
一次の陶酔を得るには高価すぎる品物ですが、加えて健康にも宜しくない。
911でお亡くなりになった方は、三千名。
その十倍が、毎年ヤクで命を落としている。
これがテロリズムでなくてなんとする。


世界のポリスマンを自負する立場のものとして、コロンビアカルテルとの戦いは、
テロとの戦いであり、負けるわけにはいかない。
オ◯◯は、戦いに勝利したのでしょうか?


孫子曰く・・・ですが、

上策は、戦わずして勝つこと
また曰く・・・兵站を断つこと。


抜擢された冷徹な指揮官は、西洋人らしからぬ孫子の愛弟子でした。
彼の冷酷な作戦は功を奏し・・・
しかし、残念ながら、古典の教養のない統治者は困ります(笑)
学歴と学力が違うのは、倭国だけでもないらしい。
だから、原典主義が大切なのです。
彼は、この有名な人材活用の大原則を学んでいなかった。
すなわち・・・


疑いては、人を使うなかれ
使いては、人を疑うなかれ
(金史が出典・・のはず)




いまだにコカインカルテルは、隆盛を極めています。











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