2016年7月12日火曜日

ツール・ド・ーピング2018



己の体力と精神力だけで限界に挑戦してこそ......
アシスト自転車なんぞはオンナコドモの乗るもの
おりしものツール・ド・フランスでも正座して観戦を......


一見過酷な自転車競技
参加競技者四千人。
フランス全土はもとより近隣国を含めて3000キロを走破し、その間の高低差は2000メートルを超える。
賞金は円貨で三億程度。優勝賞金じゃなくて総額です。
銭ゲバよりも栄誉ってところが、スポーツの原点を護っているっていうか虚構の城にしがみついているっていうか・・・


スポーツとは、クラシックオリンピック以来、セレブの栄誉を競う場。
その日暮らしの下流民なんかお呼びじゃなくて、銭もうけの手段なんてとんでもない。
しかしながら、クラシックギリシアでも不正は横行したらしい。

この自転車競技の最高峰は百年の歴史を誇るが、不正の歴史でもある
とりわけ近年はドーピングの歴史。
ドーピング科学の発展に一番貢献した競技かも・・・・

近年7連覇したアメリカン。
前人未到の大記録ですが、これは最高峰のドーピング科学の勝利だった。
見破りにくいということも含めてである。

彼は、期待の若手としてのデヴューしたものの、悪性癌に侵され生死の境を彷徨い、
再復帰後、稀代の記録を打ち立てるとともに、癌患者支援活動を精力的に行った。
汚れた英雄と言うのは簡単だが、そんな単純なものでもなかろうって、目利きの監督は思うのですよ。




WCの熱闘のさなか、ツール・ド・フランスがスタート
ドーピングの祭典・・・じゃなくて、サイクルスポーツの祭典(笑)
メダルの結果が出ても数年後にひっくり返るかもしれないしなあ
虚報新聞とはいえ、スポーツ欄の結果だけには嘘がないという最後の砦も崩壊した。
スポーツとは、そんなもんだって前提で競技会をやる方がまだ気が利いている。

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