2016年7月19日火曜日

選挙権を行使するということ


都知事選とはいえ、地方選挙レベルで議論することではないが、まず選挙権・・・被選挙権も言うに及ばずですが
その権利を正当化つ適切に行使できる事が前提になる。
未成年と言って誤解を生むなら著しい若年者や禁治産者に上記権利を付与しない事は当然だと
思っている。
現実的には、大人以上の理解力を持つお子様や白痴であっても成人後見制度の適用を受けていない
方々がおられ、由々しきまでの不公平性があるのですが、このような事象においては
硬直したガチガチのルールで運用するしかない・・・って結論を先に書きます。


しかしながら、選挙権については、侃侃諤諤な有様で、
成人被後見人に選挙権が付与しない公職選挙法は違憲とされてしまいました。
最高裁はつまらん事で違憲判決を出して、違憲立法審査権やってますってアッピールするから始末に負えない。
ほかに・・・・まあいいや(笑)

意思能力に欠陥があっても正当且つ適切な投票行動ができるのですかねえ?
選挙権付与年齢を更に引き下げるべきと言う意見もありますが、同様に懐疑的です。


更に難儀なのは、外国人参政権付与問題。
正統的な憲法解釈や最高裁の立場は「すべて不可」ですが、
地方選挙の選挙権だけは、って意見は一部政党を含め結構あります。
しかし、その意見は在住外国人の全てに付与ではなく、特別永住者に限るというから
胡散臭くなる。
外国人からの政治献金禁止の趣旨は、外国勢力の国権への影響力排除に
ありますから、その文脈の延長線からするに、ザイニチ参政権付与なんか
ありえない。
どうも、主張のホンネは外国人献金の合法化のようです。
声高に主張する一派は、外国人献金疑惑の巣窟とも言われますし。
総数も旭川市の人口と同じくらいで、永住外国人の10ないし20%。
票数の問題じゃないと容易にわかります。
さりとても、区町村議員選挙権位ならば折り合いを付けて、他の部分で締め上げるのも
いいかなと個人的には妄想しますがねえ。原理主義では政治はやれないのですよ。


そんな事よりも、慚愧に堪えない投票行動

低い投票率
知名度人気投票

ひとえに主権者の劣化。
政治家の劣化と的外れな批判は慎むべきだ。
もしあるとすれば、議員定数が多すぎることによる。
政治家のレベルは主権者に依存するとはまぎれもない真実。
根本原因は明らかだし、年齢条項と国籍条項で無原則に
権利付与するからおかしくなるのだ。
諸外国でも例があるが、選挙人登録制とし、定期的に盃改め。
主義主張は様々あればいいわけで、投票参加、言い換えれば政治参加の意欲のある国民のみが投票行動をすればいい。
であれば、選挙権年齢を16歳まで引き下げても構わない。
認知状態のご老人は、自主的に辞退してもらえるだろうし、知名度だけのお馬鹿タレント系に投票する魯鈍も少なくなる。



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