先日やっとお引越しをしました。
長い「穢土」暮らしだった(笑)
沢山な泥水に安酒......その割には未呪乱店にも。
まあ蝸牛ですから、身一つで気軽にと言いたいが、結構な「贅肉」
片っぱしからゴミ出し。
かといっても、捨てるに忍びなく、袖にすがりつかれるとにぶるこころな
惻隠の情ってもんです。
思うに一番嵩をとるのは衣服。
まあビジネスマンの鎧兜。
二日続けて、同じスーツにネクタイは士道不覚悟。
花柄のネクタイはいいとしても、花水木柄を秋にまとうようでは
品下がる......とかなんとか四季折々に揃えれば、数もたまる。
いまさらスーツなんか着るかよ(笑)
これからは場が改れば、三つ紋くらいの和服に献上博多の角帯に羽織ですます。
次が書籍。
再読含めて百年分の書籍が書庫に汗牛充棟状態。
更に増やしてどうするんだ?
名著はいつでも何処でも手に入るが、チョット気になる雑本こそ
粗末にしかねる。
場末のエロ酒場てふと出逢った風俗嬢みたいって言えば
品がない。
しかし、雨夜の品定めに登場するのはそんなような微かな触れ合いに
こころさざめくものなのです。
一週間は経ちましたが、まだ片付いてません。
寒村茅舎の清閑暮らしも軌道に乗せるのは大変です。
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