2017年7月3日月曜日

あの「改革」は成功したのか?(2)





あちこちに矛盾がでていると指摘する向きもあるが、光と陰はいつの時代でもどんなところにも存在する。


弁護士の市場規模を調べています。
本当を言えば、司法書士なんかも含めないと国際比較にならない.
アメリカンでは、能力のない弁護士は法律文書(契約書とか)作成でパンを食べます。
まさに代書屋さん。

雑学程度な駄文ですから荒掴みです。(^.^)
結論はよく分かりません.....が、ざっと一兆円くらい!

90年頃 4000億円
00年頃 7000億円

という実態からすれば、成長産業のように見えます。
近未来的に三兆円の規模を予測する向きもある。
津々浦々全国民的に適切なリーガルサービスを提供した結果ならいざ知らず
サラ金が絞り上げた膏血のうち6兆円くらいが、過払い金として借り手に戻りましたが、
多分この金額の三分の一は代理人のお財布に入った。
司法書士が扱った事案もありますが、市場規模拡大に寄与した事は確か。
しかし、債権債務の消滅時効にかかりますので、今や釣り堀にお魚はいない。
デモシカ弁護士でも扱えるような事案はなくなりつつあります。

つぎなるお魚は、特定B型肝炎給付金請求。
規模感はよく分かりませんが、ど派手なCMと事務所全体が懲戒処分対象となりそうな司法法人によれば対象者は40万人だとか
特別措置法の期限が知らない内に5年間延長されてました。
被害者の救済が進んでいないからというのが理由だとされますが、食えない弁護士の失対事業じゃないかねえ?
政策としての稚拙さが被害者を生んだ訳である意味サラ金被害者よりお気の毒ですから、
弁護士の技量でなんとか救済してあげるのはいいとしても、やり方がなあ💢
そもそも、弁護士の専門性が要求される世界とは思えない。


市場規模の拡大自体は成長の証明だが、不健全に肥大化しているようにも思えます。
因みに、我が寒村には、弁護士ドットコムで検索する限り無弁村です。
歯医者やコンビニはあるんですがなあ(苦笑)





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