2017年7月1日土曜日

またまた解離性同一性障害或いはDID



二重人格の事をこ難しくはこのように言うらしいが、和訳した際の日本語力が乏しいのだ。

アホ=魯鈍
バカ=痴愚

引き換え、華麗な熟語化とはかようなものを言うって事はさておき。
映画のプロットあるいはオチに余りに使われすぎて食傷ぎみ
しかし、小説的にはジキル博士とハイド氏が最古だろうが、これまた幾度となく。


これも形を変えたDIDを主題とするもどきな映画です。
盛りが過ぎたりとうのたったオジン役者ばかりで興行価値は最初から見えてる。
シルバー産業化したとは言え、若者たちがソッポを向くようでは苦しい。




予算を絞るのはいいが、あまりに映画つくりに芸がない。
凄腕のCIAのエージェントが重要情報を握ったまま心肺停止。
その情報を活用するために、社会適合性ゼロの終身刑犯罪者にその記憶を埋め込む・・・
二つの記憶を持つ男の心の葛藤なんて、ケビンコスナーならいくら大根でもこなせます。
ある時には、CIAエージェントのように
またある時は、極悪非道な犯罪者・・・


危険な記憶移転オペをやるのが、トミーリージョーンズ
CIAエージェントの上司がゲイリーオールドマン


芸達者なオジン三人(と言って悪ければベテラン三人)の共演。
もうすこし出来よくつくれたと思います。
スパイサスペンスでなくて、サイコ的に作ればよかったと思いますがね。
地球に破滅をもたらす軍事技術をテロリストの手から守るなんてありきたり。

ジキルハイドも最近のスプリットもそうですが、
他の人格になれば容貌まで変化する(実際は知りませんが)。
しかし、この映画では、

凄腕エージェントはライアンレイノルズ
犯罪者がケビンコスナーですが、特段「変身」はしないし、
記憶の中のフラッシュバックでライアンレイノルズが登場するだけ。

書きながら思い出したが、末期癌の大富豪が何億ドルかはたいて
特殊部隊あがりの若い肉体に乗り移り、再度人生を謳歌するのですが、
この若者の記憶が蘇り....とかなんとか

大富豪が、ベンキングスレー
若者が、またまたライアンレイノルズ


彼って二流どころですが、毎度こんな役柄じゃねえ(^^)


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