2017年7月21日金曜日

最近のスペースオペラ



ファンタジー系(SWなんかを含め)はいわゆるSFとは別物な異次元な世界。
あくまで科学空想創作系の世界の話。
最大のテーマは「未知との遭遇」
知的生命体がヒトザルだけという思い上がりが通用しないのが通例
そもそもヒトザル程度が知的生命体なのか?
鳥がいない社会の蝙蝠程度ではないのかと思わせるのが毎度のパターンですが、
ヒトザルは不思議と絶滅しません(^.^)


広い宇宙ですから、知的生命体も啓蒙思想家もいれば、植民地主義的帝国主義者もいる。
前者だと絵にならないから多くは後者

エイリアン.....本当に怖かったが「LIFE」に登場する知的生命体も結構怖い。
地球侵略の最初が、ウェルズによる火星人。
今回もそれへのリスペクトでしょうか、火星で採取されたと言う設定
タコのような愛嬌はなく、造形の怖さはエイリアンに匹敵する。

エイリアン同様に宇宙ステーションの空間内でヒトザルが一匹ずつ餌になっていくのですが、
これは閉塞的環境が恐怖感を増長すると言う方程式に忠実だと言うこと。
獲物の数は限定的であり、
あの地球の上には八十億のあまり知的とは言い難い獲物がいるのですが、それは映画的には怖くはない。


ここからが、あの傑作「ゼログラビティ」的な展開。
二台の脱出ポッドを使い、一台は危機を地球に伝える為
いまひとつは、知的生命体もろとも虚無の宇宙空間に消え去る為。


中国資本が入っていないらしくスッキリした出来映え。
チャチだが面白い。
パート2はどうするのかな?(中国資本をあてにしてるみたいな(^.^)

0 件のコメント:

コメントを投稿