2017年7月4日火曜日

オッチャンに嬉しい映画館と女性に優しい映画館



映画市場のリサーチ結果は、その時々の興行環境に大きく左右されるもんで
確信的に言えることは少ないが、少なくともシネコンシステムは、
不良やゴロツキの溜まり場のような小屋が、普通の芸術鑑賞空間に変わり、
性別、年齢に関わらず足を運んでもらえるようになった。

しかし、国民が毎月映画を観ると言う全盛期には到底及ばない。
娯楽趣味の多様化からすれば、まだ健闘している方だろうが、内向き産業で世界で戦えない。
アニメだけじゃなあ・・・・個人的には、アニメは映画じゃありませんがね。


平均入場料は統計的には1200円くらいです。
でも、世界水準からすればまだ高い。
シニアの方は、1100円でご覧になっておられるだろうが
元来は千円だったが消費税増税の先取りで値上げ・・・・
本当に増税実施の際に忘れたような顔して再値上げをするつもりだろうが、
天網恢恢疎にして漏らさず・・ですから


神戸の場末の盛り場には常設の老舗二番館が二軒あります。
方や、舟券や車券を握りしめているのが似つかわしいオッチャン相手の大衆娯楽作品一辺倒な映画館
シニア千円二本立て入れ替えなし
こんな所でなければ見ないようなアクション系ですが、たまに玉に当たることもある。
喫煙所も完備。
どうも社会的なクラスと喫煙習慣には相関性がありそうだ。
全面禁煙反対派とは、そういう連中(一応選良)なんだ(^.^)
マニアックなレイトショーなんかもやってまして、結構奮闘してますが、スクリーンが二つあり
もう一つは成人映画専門館
今時珍しいのですが、よくやっていけてますねえ。
ポスターしか眺めませんが、食指も進まず、客が入っているとは思えない。


もう一つは、山側にあって意識高い系ないわゆる名画座
テアトル系やリーブル系の気取った作品二番館です。
この映画館は女性に人気ということで、色々と工夫を凝らします。

シニア千円二本立て入れ替えなし
女性優先席(専用と言わないのがいい)
インターバルの時間がいささか長い(トイレ改装時に女性個室の数が減ったもので休憩時間を長くした)
喫煙家に対する配慮は皆無(^.^)


毎度って訳でもないのですが、大抵は結構な入り。
両側に客が来ないようにゆったり鑑賞期待・・・・なら足を運ばないことですね(笑)




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