婦女幼童相手の講談本もどきだけの版元さんだと思われると
プライドが傷つくと考えたのか、
岩波文庫の落ち穂拾いみたいな意識高い系の社会科学本を主体に
刊行を開始したのが70年代のこと。
同じように「学術」を銘打つ文庫がちくまにも有りますが、
洗練さに於いて...流石に教育県長野出身者たちの出版社は
違いますなあ(^-^)
初版絶版が多いとウワサされます。
つまり売れないのです。
同じ本なら別の版元で買います。
ここしかないなら致し方ない...というのが蝸牛庵的購買行動。
そこで、起死回生の一手!
学術文庫のマンガ化。
マンガ化はいいとしても、ラインナップはなんたる事か?
資本論
歎異抄
ツァラトゥストラ
罪と罰
くらいはわかるが....マックスウェーバーを押しのけてゾンバルトとは?
蝸牛庵は大好きですから、知名度が上がって欲しいし、
知った以上は実践して欲しいと念じていますので、
慶賀の至りなんです。
ということで、知識をお手軽に得るものではないと
これは信念ですから、オリジナルの学術版を書庫から
探し出して拾い読みを始めることにした。
毎日が大型連休だから出来る事ですから、特段斯様な態度を
他人様に強要するものではない。
だから、マンガ学術版をを読むもよし、それも面倒なら
リンクのYouTube映像でもいいし...
もっとお手軽なら、この一文だけを暗記する(^-^)
資本主義の胎生は非合法恋愛の合法的な子供である「贅沢」による。
原典の最終章の結語です。
訳し方が多少違いますが、この文語調の言い回しが格調だということ。
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