陽光のフロリダ
夢の王国(マジックキングダム)の間近にある安モーテル
まともに家の持てないプワーホワイト達の月極のアパート。
台詞によれば、毎月千ドルだそうです。
多くは落ちぶれたシングルマザー達。
風景は明るくとも暮らしの明日は今日と同じように暗い予感。
主人公は屈託のない六歳の女の子だが、
母親は無職だし、真剣に就労をしようとしている訳でもない。
ジョブを与えない方が悪いらしく、骨の髄まで怠惰が染み込んでいる。
食事のたかりと売春の日々。
親の背中を見て子供は育つ訳だから、他人事ながら心配にもなる。
ある日とうとうポリスと児童相談所の職員がやってきた....
餓鬼と動物がセンターの映画や小説には感情移入が全く
出来ない。
目線のあわしようがないからだろう。
とりわけ、この映画のように子供目線だと....
孫もできたし、寄る年波で多少変わったかもと思い....やっぱり駄目(^-^)
フロリダプロジェクト
とんでもなくローバジェットですから、
興収バカあたり!と言いたいが、なんとか製作費を回収できる程度
評論家の評価は高いらしいが、評価する評論家の数もプワーですから
観客への希求性もない。
明るい資本主義をディズニーワールドで具象させ、
その陰で虐げられる民草....ってあまりに教条的。
別にお金持ちを貧乏にしても貧乏人が豊かになる訳ではない。
この映画が当たらないだけの理由があるのです。
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