2019年5月19日日曜日

日中未来戦記...「空母」いずも



彼のコミックは肩がこるから...
漫画よりも文章で語るべき内容だとも思うし...

時代がきな臭くなれば、映画化という事にもなるが、
その前に繰り返される歴史を想起しよう。

辛うじて引き分けた日露戦争から大正の時代
戦前の「雪どけ」の時代
内実空虚なデモクラシーと軍縮の時代
その一方でやたらと、日米あい戦わば?なんて架空戦記ものが
ブームとなる。
移民をめぐる日米の緊張とか
絶えず仮想敵国がないと存在意義のない軍令部の意向、
あるいは反軍縮世論の醸成
やらなんやかんやが背景とされる。

面白い事に連合艦隊大勝利!なんて結末ではなく、
苦渋の末の敗戦と捲土重来的らしい。
発禁にならなかったのは、有難いことにデモクラシー効果

そう思えば、かわぐちかいじの一連のコミックも
その文脈で解釈可能だし、ネトウヨ市民のバックグラウンドかも?

映画の原作はコミックかお手軽本屋大賞と相場が決まっているが、
こんなものをこの時期に....
再度言いますが、キナ臭い。
かなり原作にボカシを入れているところが配慮のつもりだろうが、
海外市場で公開されるはずはないのだから....

結末をどう改変したのかはボカシを入れた時点で
興味をなくしました。
アタシならば...

尖閣諸島に五星紅旗が傲然と翻る映像と武道館での
戦没者慰霊式典の合成映像
悽愴なかんばせの「三流役者」らしい佐藤浩市内閣総理大臣の式辞

今回の戦禍で失われた多くの自衛隊員や国民の皆様に
お誓いします。
やすらかに眠ってください
「あやまち」は二度と繰り返しません
....あやまちとは負けた事です。次は勝ちます

合間のカットには...
着々と進めるサイバーテロと核装備の映像
いまや宣戦布告を待つばかりで、パンドラの箱を開けてしまった。

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