2019年9月17日火曜日

改めて...市民ケーン



アマゾンプライムに登場したので、懐かしくてなつかしくて...
新聞王ハーストが激怒して様々な妨害工作を行った為

有名人の酷評記事の嵐
オスカーレースは脚本賞だけ
興行は惨敗

しかし、大方は大絶賛で、オールタイムベストの上位常連
サルトルの映画の眼力はよくわかりませんが、
サドゥール(史上最高の映画史家)までがボロッカスとはなあ...
まさかと思いますが、ハーストから分厚い茶封筒が...(^.^)

テクニカルな意味で凄いという事がまず映画史的な偉業
主人公のダイイングワードの意味を探るというミステリー展開

ローズバッド(薔薇の蕾)

心ならずも離別せざるを得なくなった母なりへの思い出のメタファー
だと...居眠りをせずに二時間頑張れば
意味は分かります。
しかし、ハーストが激怒したのは、
ローズバッドに個人的な秘めたる淫靡な記憶があったからですが、
流石にウィキペディアには書いてません。
アタシが書き散らかしてもいいが....品位に傷がつく

スノーグローブも登場しますが、二番目の妻のメモリー
これらのメタファーは、雪景色でリンケージされます。


ハーストの腕力や財力でもこの映画史の傑作を葬り去る事は
出来なかったが...
後年、ハーストの三女が誘拐されテロリストとなった際
ハリウッドセレブが大挙減刑嘆願を行い、
カーターの特別恩赦で、実質無罪判決となったのは...
言わずもがな。

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