英国の超老舗旅行代理店が破綻しました。
政府に救済を求めたらしいが、EU離脱で頭がいっぱいだし、
これから破綻企業が続出しそうなんだから甘い対応は出来ない。
海外で立ち往生した自国民の帰国の支援だけはやるらしいが、
これって旅行保険でカバーしているし、
弁済業務保証金を積み立ていますから、税金で負担するわけではない...
はずだが、これは倭国の制度。
英国はちがうみたいだ。
この企業の濫觴は19世紀半ばころ
交通網の発達に即応しての団体旅行の企画で名を馳せた。
海外旅行にも着目し、1872年には世界旅行の企画広告を出してます。
この話題に飛びついたのが、英国貴族のフォッグ卿
クラブの仲間と80日間で世界一周が可能か全財産を注ぎ込んだ
賭けに挑むが....
原作はヴェルヌですが、50年代に楽しい観光旅行映画として
大ヒット。
テーマミュージックもスタンダードとなりました。
そこで記憶の大伽藍から引きずり出したのが、あるシーン。
この手の話はロジスティックが面白いのですが、
たったひとつの数秒にも満たないシーン。
主人公が倫敦の旅行代理店を訪問するシーンが
あるのです。
あの破天荒でトラブルだらけのドタバタ珍道中を臨機応変にサポートしたのは
トーマスクック氏だった。
残念ながら、ユーチューブ映像を探しまくりましたが、
こんなシーンに反応するのは、特異体質らしい。
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