2019年9月14日土曜日
ソマリアの真実
エチオピアとケニアとなんとかという政情不安の国に
囲まれた破綻国家。
倭国も国家として承認はしていますが、大使館は閉鎖中
ケニア大使館の兼営ですが、恐る恐るって感じで
金額的には大口援助国の一員に名を連ねています。
在留邦人が数名おいでになります。
渡航最危険国とされますので、ご苦労さまです。
ODA要員なんだと思います(留学や企業駐在員は考え難い)
そんなこんなですから、まともな最新情報が手に入らず、
ある意味、紛争ジャーナリストにとっては有名になるチャンス!
トロント大学卒のプー太郎。
山師みたいな駆け出しルポライターですが、
鳥がいなければコウモリでも鳥の真似事が出来る。
ソマリア政情分析の第一人者ということで、名をなすある種の
サクセスストーリー。
やはりリスクをとらないと成功しません。
でも、いささかソマリアのパイレーツに感情移入が過ぎます。
(以下順不同だが...)
世界の警察官として威張っていた頃のアメリカン
簡単な掃討作戦が、地獄の戦場となった
有名なモガディシュの戦闘
結構有名どころの主演者多数なんですが、血と泥と硝煙で
誰が誰だか解らない。
現地では、ソマリア語が出てこないソマリア映画なんて...と
不評だとか。
それよりもかなりな捏造があるみたい。
海賊の人質になった船長を演じるのは
トム・ハンクス
彼は何を演じてもトムハンクス以上でも以下でもない
全く興味が持てないのでこれでおわり
ソマリア人のスーパーモデルの自伝を基にした映画
最初全く知らなくて、デザートフラワーというからイータブルフラワーかなんか
お料理映画と思った...アタシが馬鹿!
砂漠の「デザート」のこと
事実と自伝は往々にして違うものですが、
自伝と映画にも違いがあります。
かかるが故に、事実と映画のあいだには......
知る限りソマリア関連映画はこれだけなんですが、
一番雄弁に語るのが、最初の映画のエンドロール。
延々と現地スタッフの名前が流れていきますが、
その右端のリマークには...
Fefugee since **** (◯◯年より難民)
Unknown (行方不明)
片っ端から... これがソマリアの真実。
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