手を汗握り心臓が凍りつく緊張を...
アニメーターのペン先や
巧みなCGが描き出してくれますが...
高さ千メートルの花崗岩の一枚岩を装備(命綱)なしで
たった一人滑り止めとシューズだけで四時間で登り切る...
昨年度オスカーの長編ドキュメンタリー映画賞
だからフェイクはないはずだし、撮影スタッフは基本プロクライマー
クライミングは基本命綱をつけますが、約1%が、
フリーソロに挑むらしい。
万川集海
忍術の奥義書にあったと思いますが、
極意とは単純なものだと書いてました(うろ覚えの記憶)
障子の敷居の上から転ばずに歩く事は難しくない
しかし、千丈の高さに渡されたら...
それが苦もなく出来ること、これ奥義
なんか禅問答みたいだが、意味するところは簡単だが、
誰もが出来るものではない。
もはや、スポーツとか競技の世界とは全く異質な空間である。
この映画の作り手たちは、奥義からは縁遠い。
何故、四時間のクライミングだけの映像にしない。
興行もあるから山場だけをつないで二時間に編集してもいい
関係者のインタビューは音声だけを映像にかぶせればいいのよ。
丁寧に説明的に描いた事で、前人未到の偉業の記録映像を台無しにした。
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