鷹が鷹を産むとは限らない、、、というか、大抵は鳶を産むし、鳶だって鷹を産みます。
伝統芸能は血脈継承だから鳶でも構わない。檜舞台の場数を踏めばそれらしくなるし、血脈の継承の方が芸の磨きよりも優先される。
二世芸能人って、二世議員を笑えないほどたくさんいます。二世議員でも、親を超えた、、、例えば、宰相に登りつめたのは「超えた」と言うのならば、
複数人がおられますが、世襲総理は流石に居ない。
話を芸能人に戻せば、親を超えた方はそこそこいますが、親子共々名優と言われると、、、
三国連太郎と佐藤浩二 くらいかな(梨園系は除外します)
看板役者ならば、市川右太衛門と北大路欣也
でも、看板役者であってもオヤジは大根。息子さんも名優とはいいがたい。
あるエピソード
一世を風靡した歴史に残る名作が仁義なき戦い(菅原文太主演)。
二匹目の泥鰌狙いが、文太さんが嫌がった為に番外編の製作となった。曰く広島死闘編。
山中某なる破滅型のチンピラを主役にして、千葉真一が主役に当てられたが、欣也が役をぶん取りに来た。普通なら歯牙にもかけないのだが、親が大御所だからやむを得ない、、、で、千葉には仇役のテキ屋の狂犬めいた二代目大友勝利を当てがったが、はなしはこじれる。
そこで、脚本家が笠原和夫の殺し文句
山中の役はそこそこの役者なら誰でもやれなくはないが、大友の役があの二代目の看板役者にでけると思うかあ?
あれは、お前でないとでけへんね
結果は言うまでもない。
千葉真一のフィルムグラフィーでまず最初に挙げるべき怪演技であり、喰われたのは北大路欣也。
まあこんな事はどうでもいいマクラ(^^)
キャプテンアメリカの一シーン
真ん中が主人公で、右がアメリカ大統領
さて、左が平岳大(倭國の総理大臣)
アメリカ相手の交渉で一歩も引かず、開戦も辞さない。
この役者は初めて知ったが、両親とも大物俳優。名優の冠にも相応しい。
ハリウッド映画ですから、自分の力で勝ち取った筈だ。
さて、親子で名優の道を歩めるかどうか、、、
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