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万葉仮名でなく、多少わかりやすく書き換えれば
黄泉醜女(ヨモツシコメ)
かの辺りをネタとする評伝あるいは評論のタイトルですが、意味するところは「黄泉の国に巣食うデブ・ブスみたいな鬼オンナ」だろうか?
黄泉とは、死者の国とされるが、単に穢土(汚れたこの世)と解しても差し支えない。
理不尽な事がまかり通り、正直者が馬鹿を見る世界を穢土と言わずして何とする。
不殺生戒とはまずもって第一に護るべき事で、次に不偸盗戒。他人様のお財布目当てにひと様を殺めるなんて極悪非道だということだし、それが常習的となれば、、、
しかし、色香に迷いってあるし、騙される方が愚かと言われるかも知れないが、
上◯美由紀
木◯佳苗、、、、、不二峰子さんみたいなオンナならば、コロリと行くのは実によくわかるし、隠微な盛り場の一角には、デブ専やブス専をウリにする風俗店がある事くらいは知っている。
被害を受けた方々にお気の毒とした言いようがないが、心の隙間に魔物が忍び込んだのだろう。
拭い去りようのない劣等感
妬心と自虐を超克するための承認欲求やら、、、斯様な魔性に取り憑かれたメスザルは、すでに鬼畜。
識者はあれこれおっしゃいますが、死刑囚は圧倒的にオトコの世界(メスザルは一割くらいかな?)
昨今は後妻業やら婚活業の魔物が跋扈し、いずれもが傾向的に黄泉醜女、、、
やはり、ロンブローゾ博士のホモデリンクエンス(傾向的犯罪者気質論)って真理の一端なんですかねえ?
アタシって、デブ専風俗にはまったく興味はないが、プチぽっちゃりがお好みですから、多少は注意しないとなあ(^^)
たまたま、柚木裕子さんの社会派小説って言うから、読んでみた。
彼女も、ミステリー分野から脱皮進化しているようです。まだまだ「未熟」なのかこの手のキャラクターに感情移入出来ないアタシの心情なのか、、読み続けるのに難儀した。
あくまで小説でありモデルの死刑囚を等身大に正確に描いている、、、ものではない。
この死刑囚は活動的でして、自伝はだすし獄中結婚を繰り返すし、欲求不満解消のためにはなんでもやる。メディアが騒がないから更にエスカレートするみたいで、自己実現欲求があまりにも高い。
柚木裕子さんだって、木◯佳苗の心の闇を解明しようと本気で思っているわけでなく、ある仮説を提示しているだけだろう。
むしろ、小説の主人公である雑誌記者やその親友の「こころの歪み」に対して非対称的な対峙を繰り返し、やっとこさ止揚するって言う、ある種の教養小説です。
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