真面目に、はるの始まりとおわりの私撰歌合
木々のこころ
はな近からし 昨日今日
世は薄曇り 春雨の降る(永福門院 玉葉集)
夕暮れや
花に嵐は飛ぶ鳥の
あすかみゆきの **のあとさき(伏見天皇)
伏見天皇は鎌倉時代末期の頃帝位におられたが、歌人よりも書家として有名らしいがよくは知りません。
それに五句目のあたまを失念しました(ごめんなさい)
奥さまが永福門院。女流歌人として詩歌史上に名をなします。
素直でスッキリとした歌調。「世は薄曇り」からの下の句がひかります。
翻って旦那さんのほうは
言葉の韻を繰り返して、更に縁語掛け言葉の3D的なアラベスクは王朝詩歌の最後の輝き。この先にはもう行き詰まりしかないって感じいります。
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