著作物から適当に警句めいた名文を収録する愉悦
選ばれる原典の良さと選び手のセンスの相乗の上に成り立つ。
お手軽と思えるし、文脈から切り離されて部分だけを
含味して正しい理解ができるのか...と疑念もあるが、
解釈は個人の勝手。
シタリ!と膝をうてればそれでいいではないか。
ということで故事に習う事にしました。アタシの選ぶセンスには疑問はありますが、原典の良さだけは保証します(^^)
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市民たるもの第一の責務は、祖国の防衛への参加である。
格差のない社会では、嫉妬も羨望も生まれない。嫉妬と羨望は未来の活力であるが、、、
・・・の憲法は法律ではなく宗教になった。
本格的な改革を成し遂げる人は、既成階級からしかでない。クラシックデモクラシーとは、国政の行方をエリートが考え提案し、デモスにその賛否を委ねることで成り立っている。
民主主義の精神では、棄権や少数意見を殊更に重要視するものではない。
健全な中産階級の存立なしに民主政治は機能しえない。
ピース(平和)と言っているとなんとなくそういっているだけで実現するような気分になってしまう。
一方「パクス」となると、古代人は「平和」を「長期にわたる安全保障の継続」と認識し、厳しくも冷徹な人間たちの努力の成果と考えていた。
平時のリーダーは「目的のためであろうと手段を選ぶべき」と考え、非常時のリーダーは「目的のためには手段を択ばず」と考える
庶民はいつも「貴種」にあこがれる
偉大なことをやれる一方で愚かなことを平気でやるのがヒトザルであり、絶えず理性的であれかしということで「哲学」が生まれ賢さと愚かさのすべてを著述するのが「歴史」であり、この二つを創造したのがクラシックギリシア人である。
かような「危険な思想家」を持ち得たことが、その地やその時代でのシアワセではない、、、ことだけは確かだ。
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