2015年4月17日金曜日

クオタという制度・・・雌鳥が時を告げる日





四分の一じゃなくて「割当制」のことです。
所謂マイノリティの権利保護あるいは社会進出の一助としての制度。
機会均等あるいは平等の観点から、世界標準的に望ましいこととされています。
女性の政治参画が遅れていたフランスでさえ「パリテ法」を制定し「完全な平等」を
目指すくらいですから流れは変わらないが・・・
一方で様々な批判もあるわけでして


機会平等はともかく結果平等は行き過ぎ
逆差別の助長(平等原則違反)
女性だけがマイノリティではない。人種、信条、社会的身分又は門地や・・・


どんなシステムでも長所と短所があるわけであり、
どんな愚劣な制度でも「最初は善意から」と言われる。
その是非は「結果判断」・・・制度導入で社会が良くなったのか?でしかない。


クオタ制度がなくとも女性の社会進出の目覚ましい国家もある。
議論を呼ぶような制度設計でなくとも方策(政策誘導)はいくらでもある。
逆に国家システムの劣化を招いていないのか・・・という疑念もある。


二股柔道家の不倫疑惑
虚偽(?)診断書による私的旅行疑惑
致命的な答弁能力の某大臣
遅刻を始め不行跡連発の委員長
ぶって、ぶってのお姫さま
団扇が文書に見える視界不良


大丈夫かなって思われる向きは多々います。
ムカシの女性議員様とは品行行状が違いすぎますなあ(苦笑)
もっとも、野郎議員もドッコイドッコイかもしれませんので、
この問題と結びつけて論じるべきことでもない。


面倒な議論をすれば、憲法14条に定める「平等原則」の理解と解釈である。
形式的平等(機会平等主義)と実質的平等(結果平等主義)のいずれの理念を採用すべきか?
ってことになるのですが、
どっちかに片寄できる議論でもなく、
何方かにどの程度軸足をのせるかという相対性な議論に過ぎない。



別にオスでもメスでもどっちでもいいのですよ。
能力と適性さえあれば・・・
資質に問題(不安)があるのに、その任につけるとろくな事にならない。
まあ、思うに・・・


疑いては用いるなかれ
用いては疑うなかれ


出典は清代の典拠集。
お手軽ハウツー本のたぐいのようですが、言い得て妙。








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