2015年4月14日火曜日
お医者様はつらい・・・・のか
旧聞ですが、チェニジアのテロ事件の被害者に自衛隊の女性医官がいたようです。
国営放送の取材に問題があったとか、ちゃんと海外渡航の申請をしていなかったって・・・まあ興味のないことです。
この事件が契機かどうか知りませんが、退官されるそうです・・・・って週刊誌の見出し。
防衛医科大学校の出身だとおもいますが、偏差値70の名門学校。
在学中から特別国家公務員として、月給やボーナスを頂戴し、
あまつさえ学費はタダ。
しかし、中途の職場放棄が多いそうです。
任官後九年間はお礼奉公という
制度らしく、途中で足抜きをしようとすれば最大で五千万円くらいの返還請求義務を負うらしい。
それでも、中途任官拒否が後を絶たない。
曰く・・・・
偉くなれない。
確かに旧陸軍でも軍医総監でも中将どまり。海軍だと少将程度。
軍隊組織ではテクノクラートは粗末にされる。
造船技官の最高位も中将でした。
第一線の兵隊だけで組織が持っているわけじゃないが・・・戦争に負けた原因の一つでもあるが、
今だにあまり反省しているように見えない。
さらに・・・・
腕が磨けない。
ある意味で病人や怪我人が続出しない環境は、いいとも悪いとも・・・
まあ、一番健康で安全な国家組織です(笑)
ところでってところが本旨です。
防衛大学校でも、任官拒否組は学費返納という制度が最近できたらしい。
金額は三百万円くらいですからしれていると言えばしれてます。
が、職業選択の自由もあるわけで、女郎の証文縛りのような真似事は如何なものか。
それを言うなら、国公立大出身者はすべからくそうである。
多額の国費の補助を受けて学問と教養を身につけた以上、あとは社会人として
貢献し、社業に励み法人所得税納付で国家に還元するのが筋だろう。
国家への尽くし方は様々ですので、いささか首を傾げたくなる。
一流国立大の学生をかき集めている割に、納付税額の少ない企業は
いっちゃなんですが、国賊に等しい。
ふんだんに国費をかけた逸材を使いこなせていないわけですから、
その罪万死に値する。
因みに、医官ですが、九年間で返還額は等比級数的に減少するそうですので
くだんの女性医官も、十分払える金額らしい。
国費のお世話にならず、赤貧洗うがごとき我らが江戸遊学の青雲の時代を思うに
贅沢言うんじゃないって・・・・官尊民卑だなあ(笑)
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