2015年4月25日土曜日
二人一役あるいは二人二役
ウォシャウスキー
タヴィアーニ
コーエン
兄弟(姉弟)映画監督なる存在は結構多い。
記載の兄弟(姉弟)は、超有名ドコロだけ、雑多な存在なら数撃ちゃ当たるくらいかも・・・
しかし、これが、小説(文学)や音楽となると、皆無ではないが、希少性が出てくる。
創作プロセスからすれば、共同作業のおおい映画ではありがちとも言える。
ディズニー映画の作詞作曲で有名なシャーマンブラザースは、
作詞と作曲を兄弟で分担していたようで、同列に扱っていいのかどうかちょっと悩む。
漫画の美味しんぼでは、麺と出汁を兄弟で分担する極旨ラーメン屋が登場するが、
これは共同作業だ。
詩と曲は、ユニークに存在可能だが、出汁と麺が別々だと・・・ラーメンにならない(笑)
これが小説の世界だと・・・・さて?
エラリー・クイーンくらいか。
しかし、この二人は、ほかにドルリーレインのペンネームももってますから・・・二人二役
20世紀末は「マトリックス」という魔法で幕を閉じ、21世紀は幕を開けた。
ウォシャウスキー姉弟は、このシリーズで世界的な名声と富を得たようですが、
その後は鳴かず飛ばず・・・名声を傷つけることの繰り返し。
どっちかといえば、映画製作よりもコミック作家ですので、
そっち系でないと映画も面白く無い。
2015年2月に満を持しての・・・「ジュピター」
タイトルも凄いし、製作費も二億ドル弱。
コンテンツも壮大です。
この地球の所有者が宇宙の果てのどっかに存在していて、その利権を巡っての
骨肉の争いにヒトザルと狼の雑種の戦士が絡みあうというストーリー展開。
批評家の評判もイマイチで予想通り、全米興行でこけました(笑)
おかげさまで、日本公開はひっそりと3月末。観客はまばら
あのマトリックスシリーズの監督作品だと知らなければ、
結構楽しめるんですが、この有り様だと出資者は集まらずもう二度と映画は作れないですね。
この続編を見てみたい(・・・レンタルで十分ですが)って思うのですが、まず無理。
そうそう・・・
タヴィアーニ兄弟やコーエン兄弟は、相変わらず名作・佳作を作り出しています。
才能の違いでしょう。
そういえば、映画の父、リュミエールは兄弟だった。そういう運命の芸術なのですよ。
今年のオスカー主演男優賞俳優が、悪役として登場しますが、希代の芋役者。
あのホーキンス博士の演技は何だった?
一生に一度のゾーン体験かな(笑)
過去にも、そんなオスカー俳優がいましたねえ。
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