2018年5月23日水曜日

下手くそな広島(?)弁




往年のスタープレイヤーたちは影をひそめ、ただ伊吹吾郎さんだけ。
かつての実録路線の延長線上でしかないが、
対立軸に警察組織が絡む事が新機軸...と言いたいが、
これも二番煎じ。



舞台は、架空の街、呉原市。
誰が見ても呉市だと判ります。
事更に仮名にする必要は感じませんが、ロケ地協力への配慮かな(^-^)


ヒロ大出身の学士刑事の成長物語でもあるのですが、
このあたりの松阪桃季だけが見もの。
彼を買ってましてねえ...(^-^)
ここぞというとき、眼に狂気が宿る。
ならば、原作にあるエピソードシーンをエンディングにすべきだった。


組織暴力と警察組織との関係は、聞き及ぶに「国対政治」もどきだそうな
対立しながら適当に折り合いをつける。
お互いに相手があるからの存在意義...
その辺をあまりに逸脱すれは、リアリズムにもかける。

なんちゃって、この広島弁もどきはないわなあ。
北野武の暴力映画の反知性的な罵詈雑言は聞くに耐えないが
それ以上に耳障り。
それとも最近はヒョウジュンゴライズしたの?

テレビドラマレベルの邦画に慣れ親しんだ世代には
鮮烈且つ刺激的なのでしょうが、
仁義なき戦い世代にはもの足らないよりもはなしにならん。


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