2018年5月27日日曜日

レディな野郎



この特例法が出来てもう十年以上も経つのだ。
今年から手術に保険適用もできるそうです。
しかし、事例がどの程度あるのかよく知りません。
費用が安くなってもシガニーウェーバーのような腕のいいドクターが
どの程度いるのか皆目分かりません。
それに要件が厳しすぎませんか。

特例法第三条をサミングアップすれば

子のいない婚姻状態でない成人(条文は二十歳と明記)
外観上性同一である
性別適合手術をうけている

の要件が整えば、戸籍変更審判が受けられる。
複数のお医者様が性同一性障害の確定診断を行なっただけじゃ
ダメだと言う事。
だからといって不可逆的な手術らしいので、
やったが審判で戸籍変更が認められない...となれば
目も当てられない。

倭国が著しくLGBTとの共生後進国だと言うこと。
セクシャルハラスメントに対する意識レベルからしても
容易に想像は出来ます。


これがある程度先進性が持てると、映画素材にも
使えるのです。

ウォーターヒル

蝸牛よりも一回りくらい年上ですが、
原案、脚本、監督と大活躍。
男臭い作風でして、作品の大半は主演男優。
大半と書いたのはエイリアンの製作者でもあり、
シガニーウェーバーとは旧知のようです。
この映画の惹句では「異色」と、これは案の定
ある意味で時代の先駆者なのです。


親族をヒットされたマッドドクターの復讐は、
不同意の性別適合手術の実施。
絶望から怒りへ
カラダはオンナでも魂は凶悪な殺し屋のまま


主演はミシェルロドリゲス
確かバイセクシャルを公言していますが、性同一性障害者ではない。
彼女は手術前の男性時代もメイクで演じています。
こんな場合、主演女優・男優のどっちかなあ?

一般に映画賞の世界は、何を演じたかではなく
誰が演じたかですので迷う事でもないのでしょうが、
第三の性が広がるとそうとも言えない。
蝸牛の疑問は「先駆者の疑問」だと言うこと(^-^)

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