2018年5月8日火曜日

エクスプレス109



高倉健主演映画としては異色です。
東映作品としても珍しく海外で人気が出ました。
しかし国内興行としては惨敗。
まあ、東映ファンは、アクションとエロしか興味ありませんから、
多少でも高尚なのは受け付けない(^-^)
キアヌリーブスとサンドラブロック共演のバスジャック映画は
これをモチーフにしています。
原案権の対価がどうなったかは知りません。


9時48分発東京発博多行の「ひかり109号」に爆弾が仕掛けられ、
500万ドルを強奪しようってお話し。
なかなか豪華な役者さんの競演...はさて置き
懐かしの初代パンダ車です。
この頃はこの広島行の列車番号が博多行だったのか?!


破綻した町工場の社長(高倉健)
学生運動の元闘士(山本圭)
集団就職で上京した青年(織田あきら)が犯人集団ですが、
時代背景を感じます。
人物造形も丁寧に作られています。


相変わらず、女優さん達は粗末に扱われています。
主演クラスを脇役以下のチョイ役につかう贅沢さ(^-^)

宇津宮雅代(主犯の元妻) 多少の台詞ありからまだマシか。
志穂美悦子(国鉄の電話交換手)
多岐川裕美(エアーのグランドアテンダント)



高倉健回顧展の一環として、リバイバル上映の予定。
これは必見の一本です....が、
蝸牛庵はアマゾンプライムだと、さまざま任侠系も合わせて
観る事ができますので、寒村陋屋で。

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