2019年2月13日水曜日

警察手眼



日本の警察制度は、川路利良がフランス国家警察のシステムを
範とした事は周知の事である。
西南の乱により賊軍討伐のため、警視庁の邏卒が
駆り出されたこともまたしかり
その後、薩摩人は官途をとざされたが、川路警察だけは
区別せずに採用したと言われ、その後の警察機構での
薩摩閥の跳梁跋扈の濫觴となった。

原典が確認できないが、主な警察本部は地元が一番多いが、
二番手は鹿児島出身だそうです。
あちこちの警察本部を落ちまくった吹き溜まりのような
県警もあるそうだが、東京や京都はそういう事ではない。


倭国の警察風土は、斯様な背景から薩摩の気風...ならばまだしも
どうもジョセフ・フーシェの体質を持ち込んだのではなかろうか?
フーシェといってもブランドチョコレートではない。
ウィキペディアを引用すれば...

近代警察の原型となった警察機構の組織者で、
特に秘密警察を駆使して政権中枢を渡り歩いた謀略家として知られる。
権力者に取り入りながら常に一定の距離を保って
激動の時代を生き抜いた人物であったとされ、
「カメレオン(変幻自在の冷血動物)」の異名を持つ

けだし警察キャリアの模範的な存在である。
その元祖の川路利良の語録をまとめたのが..警察手眼。

どうも刊行されていないらしく、
国会図書館のデジタルアーカイブでやっと見つけました。
警察学校でも副読本ではないようだ。
なんとも空々しい内容ですから、
気恥ずかしいのかも?

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