やってきました典型的な昭和の不動産屋スタイル
鳥打めいた帽子
皮もどきのジャンパー
ブランドまがいのクラッチバッグ
あと略...
吊り橋を渡り峠を越えて、やって来たのは宅建資格保有者と
名刺には...印刷くらいだれでも書けるが
要件は単純で、土地を売って欲しいらしいが、
本人はただの仲介。
本尊は分からない。
まあ終活準備中だから、何時迄も保有のつもりはないし、
公益も含め有効に使って頂けるなら...
勢いづく仲介人だが、喜ばすつもりはない
君は仲介で、真の買い手がいるんでしょう?
誰?
反社マル暴やその共生者はお断りだよ。
交渉の前に表明保証書を出してもらいますよ。
それと機密保持契約も
途端に怖じ気づく
これってアメリカンのネゴシエーションでは今やあたりまえ。
863なんか最初から願い下げだし、
取引条件なんかをベラベラ喋られてはたまらん。
実のところあの界隈の取引事例の内容は一応知っている。
近所のオバチャンがあちこちでいいふらしているからねえ。
多少は街中に近いが、まあタダみたいなお値段
更地じゃなくて一応ガレージやら駐車場なんだよねえ
それなりに店子もいますし...買った後駐車場経営するの?
使い道はよくわかりません...なんてバレバレの嘘
更地化の可能性があるならば、
代替の車庫なんか斡旋する道義的な責任あるからね。
代わりに金銭補償でもいいけどね
なんせ店子さんの多くは祖父の代からだから(まあこれは嘘!)
ますます顔色が悪くなる。
近隣取引相場は色々噂になってますから、
知ってるけど、あれって田圃ベースだよなあ
今回のは収益物件だから、取引条件は将来収益をベースに
決まる事になるよ。
DCFで計算するのが普通だけど、直接還元法と積算法も
併用かなあ?
意味不明の宇宙語を聞いたって顔
まさか収益還元法を知らない...って事かしら?
まあはなから塩まくつもり無いから、
相手さんとよく相談しといて下さい。
表明保証書と機密保持の差入書の書式はそれまでに
つくっとくから、実印と印鑑証明を今度は持ってきてくださいね。
重い足取りで帰りましたが、
帰りがけに、◯◯さんと僕の父は小学校の同級生ですよって
それがどうした。
相手は覚えていないだろうが、
結構いじめられた。
足を踏んだ事は直ぐに忘れるが、
踏まれた記憶は墓場の中でも覚えているんだよ(..と心のなかで)
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