2019年2月20日水曜日
Once apon a time in America
長尺映画なるものがある。
通常の劇場版は90から120分くらい。
生理的にも丁度良い長さ。
しかし、多額の予算を突っ込んだ大作とやらは軽く二時間を超える。
作家主義の監督も長尺を作りたがる。
商業主義を無視したような作品を除外して思いつくままに...
仮に4時間(240分)以上と定義してみよう(三時間クラスはごろごろ)
ベンハー
1900年
ファニーとアレキサンドラ
ほかにも有りますが、観ていないとか面白くなかったとか
微妙に尺足らずな傑作も数多。
しかし、このタイトルロールほど数奇な運命の
長尺映画はない。
色んなバージョンがあるのですが、完全版だと思われているのが
四時間と少し
むかしむかしアメリカのあるところに...というお話
セルジオレオーネ監督の遺作ですが、ウェスタンではない。
NYのギャングの半世紀余りのものがたり。
子供時代
青年期
老境期
が時間軸を交錯させて描かれるところが観客には
理解しにくいと考えた製作会社は勝手に稚拙な編集をやり、
酷評を受ける恥を晒した。
その後オリジナルとおりに再編集したところ一転
ギャング映画の傑作と賛美され今に至る。
時間軸が交錯するから面白いのですよ
主人公のデニーロの幼馴染の女の子が登場しますが、
少女期が、ジェニファー・コネリー(14歳)
大人になってからが、エリザベス・マクガヴァン(23歳)
いずれも当時の年齢。
どちらも凄く可愛くて...
どちらかの女優さん一人で演じきれたのかも知れませんが、
まあこだわりかな?
普通の尺の二倍の長さですから、主演女優が二人いてもと
考えたのでしょう。
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