2019年2月25日月曜日

寡作は美味しい❣️





長編小説
そして夜は甦る(1988年4月)
私が殺した少女(1989年10月)
さらば長き眠り(1995年1月)
愚か者死すべし(2004年11月)
それまでの明日(2018年3月)
短編集
天使たちの探偵(1990年4月)

作家渡世三十年あまりで、世に出た作品はこれだけ。
全て書き下ろしのはず
元々は旧帝大学士さまジャスピアニストです。
フリージャスなんかで飯食えるはずもなく
一体毎日のご飯はどうしてたんでしょうか?

寡作であるが故に、鶴首して新作を待ち望む熱心なファンがいます。
新作がでるまでは死ぬに死ねない....
累計で140万部は売れたし、いまでも絶版にならず
赤貧洗うが...ではないはずだ。

倭国で唯一のハードボイルドミステリー
主人公は、沢崎なる西新宿の渡辺探偵事務所の私立探偵
パートナーもアシスタントもいない
妻子、愛人は全く登場しない
留守番電話サービスの担当のお姐さんと
ちょっと世間話をするだけ。
常連なのは、お馴染みの刑事にヤクザ。
友達と言えるのは、新聞の棋譜と両切りのピース


原作者の原さんは、このシリーズだけを書き続けている。
最新作の沢崎は五十代半ばくらいの設定
私立探偵に定年は有りませんから、十年後くらいには
新作がでるかも
しかし、作者が末期高齢者の仲間入りだ。

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