2019年7月4日木曜日

総選挙協賛毎度話(3)...憲法に「政党」は何回出てきますか?



建前の議論ですが、

唯一の立法機関が国会であり
国会には衆議院と参議院で構成され
それぞれの議院は全国民を代表する議員で組織される。

九条なみに奇異な憲法条文です。
つまり、実質「政党」の連衡合従で国会は動いているのに、
憲法には「政党」なる言葉は出てこない...はず
言葉的な明示とは別に結社の自由が担保されていますから、
政党活動も自由...ならば、自衛力を明示するまでもないってことと同じ。
しかし、最高法規で必要且つ最低限の規律を明示することもまた
自明であり、多少飛躍しますが、政党の堕落はここに始まる。


法律上の政党要件は微妙に違いはあるが...

五人以上の国会議員
2%以上の得票率(但し一人以上の国会議員)

政党助成金交付基準を決める際にかなりハードルを下げましたから
立法府でのアクティビティに鑑みれば、かなり甘い。


参議院選の候補者を擁立する政党の一覧(略称)を
眺めるに...

自民
公明
立民
国民
共産
維新
希望(まだあったの?)
社民(今回が最後かな)

ここまでは理解の射程距離だが

れい
N国
オリ(初耳)
労働(同じく初耳)
幸福(入場料を払った映画館で選挙CM見た)
安死(支持政党なしの看板掛け替えらしい)

いわゆる諸派泡沫のたぐい
出るなとは言わないし、ブリだってハマチから成長する。
N国に限れば地方議会では議員がいる。
しかし、年がら年中牛丼しかメニューにないお店は全国区ではない。


憲法に政党条項を盛り込むことに各政党の立場は
よくわかりませんが、自民党の憲法草案にはほとんど無内容的に
明記されています(政党基本法をつくることだけ)

今回の選挙の争点は、年金とつけたしの憲法改正と
他に何あるのか知りません。
消費税増税はまだ争点なの?
最大の争点もフォーカスがさだまらない。


アタシの投票権は...

選挙区は凪無風で投票意欲が湧かない。
比例区は人を馬鹿にしたような制度設計だから投票意欲以前。
昔は最大のエンタメで、酒に肴に各種当落予想表と赤ペン
あの懐かしい時代はまた来るんだろうか。

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