白山信仰

 

倭国三霊峰と言えば...よく知りませんが、富士、立山、白山なんだそうです。在家私度僧ですから山岳信仰とは一線を画します。

しかし、悠然として南山を見るのは嫌いじゃない。

山岳信仰なんて形而上学的とも思えないプリミティブな存在ですが、教義の大伽藍だから優れているわけでもなかろう。畏怖の念なり己れの矮小さを実感させてくれる感情に尊さを感じるかどうかだけの話。

下駄履きアパート界隈から少し離れた場所にある岡太神社。摂津一之宮たる廣田神社から分祀を受けています....がまあどうでもよくて、意味不明な付属物があまた。平重盛供養塔はさておき、加賀一之宮たる白山神社が勧請されています。

曰く...歯医者さまと歯痛患者の守護神。

本来の白山信仰には、そんな現世利益なんかあるわけがなく....単なる、白山＝歯瘡ん　の語呂合わせ

当神社だけでなく、白山神社系統二千社全てかどうかは知らないが、もしもあれば、コンビニよりも数が多いらしいデンタルクリニックはこぞって信者になるだろう。

しかし、奇怪な説明板です。

光秀を反逆者と決めつけています。いまや大河ドラマのヒーローなんですがねえ。

四方天但馬守....これはまず誰も知らない。四王天正孝でウィキには登場していますが、説明板のような故事には言及しない。そもそも三軒家の戦いって何処であったのよ？