まことに病弱であったようだ。
断腸亭の謂れは、胃腸の弱さにもよる。
度々歯痛風邪悪寒にも悩まされている。案の定スペイン風邪も罹患したようだ(かなり重篤だったのか、大正九年の初めには「遺書」までしたためたと日乗に書いてます)
日乗を引用するに、、、
目下流行の風邪に罹るものおおく死する由
余は不思議にもありてかいなき命を取り留めたり
しかし、多病息災というのかなあ
享年79歳。
男性の平均寿命が65歳のころですから、長寿真っ当。
プロ女性に戯れ、酒を呑み、濫読に浸り好き勝手に振る舞う陋屋暮らしが一番良いってことかな(^^)
しかし、生来病弱というわけでもなく、度の過ぎた放蕩の結果らしいとも。
荷風も馬鹿じゃないから、時間に拘束されない高等遊民だからかなあ、体調が悪いとすぐさま寝込む、、、時々の「情交のお相手」が看病にやって来る。
だったら長生きしますよ(^^)
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