2017年3月8日水曜日
イラク戦争の内実に迫ろう!
戦争の始まりは、大概はミステリー。
第二次世界大戦だって、挑発さえなければ・・・(って言ってはいけないらしい)
経済学的に戦争を評価・・と言って誤解を生むのであれば理解でもいいが
大恐慌以来の経済の疲弊は、ニューデール政策でなく第二次世界大戦のおかげで克服って定説です。
不都合な真実だから誰も公言しないだけ。
朝鮮戦争で倭国の経済が復活したのは否定し難い事実だし
ベトナム戦争経済効果の寄与も大きかった・・・と思われます。
しからば、あのイラク戦争は・・・戦費は5兆ドルだとか・・・(定義は曖昧です)
出た金は誰かの手に入る。
金が動けば相乗効果が生まれる。
全体に潤うってことは別にしても直接的にウハウハな輩がいたんだろうって容易に推測できます。
イクラ戦争(湾岸戦争)の始まりは単純。
その後が奇々怪々。
911の後方支援が本当にイラクのフセインだったの?
大量破壊兵器が本当にあったの?
よく分かりませんが、理由はともかく、多国籍軍と称するお友達連合が土漠の地に乗り込んできた。
それなりの思惑とか、見返りの結果でしょうが、体張って戦うのは、蒼茫のたみ草。
知らなかったが、ポーランドとブルガリアから数千の戦士が派遣されていたらしい。
あまり知られてませんが(あまり知られたくないのかも)
イラク中部のカルバラ なるシーア派の聖地で凄惨な死闘が
あったらしい。
全滅寸前だったのはポーランド軍とブルガリア支援兵ですが絶望的状況の中で
不屈の精神で生き延び、ミッションは成功させたらしい。
そんな忘れ去られたエピソードを素材に良質の戦争映画が生まれました。
ポーランド映画って言えば、あの自由に表現できない時代にルサンチマンの塊みたいな
映画群を生み出し、権力の弾圧でなく自由っていう放逸の中で脆弱化したって印象しかなく、
それは未だに正しいと信じているが、底辺にはまだそのスピリッツは生きている。
ある種のワイダの「地下水道」を思わせるような力作(とまで言えば褒めすぎですが・・・)
結果ハッピーエンドですが、苦々しい結果です。
勝ったとは言え、小国は翻弄されるママっていまさらながら、歴史は語ります。
http://eiga-suki.blog.jp/archives/karbala.html
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