2018年4月26日木曜日

再説 意識高い系な女性たち



ビクトリア王朝後の大英帝国。
ホームズ氏の活躍や、切り裂きジャックは伝説になろうとしている頃
銀行家のバンクス夫人は婦人参政権活動に熱心で、
子育ては不思議なメリーポピンズに任せきり。
毒にも薬にもならないディズニー映画だと無味乾燥でたわい無いエピソードですが、
現実は千人を超える女性の前科者までだした激しい政治闘争でした。



気分屋で心が安定しない連中を政治参加させる訳にはいかない。
たかが選挙権と言うが味をしめれば議会の椅子まで狙うに違いない。
理性と論理性を欠如する連中を政治参加をさせてはならない。
民主主義は斯様な連中が内部から朽ちさせるのだ。



当時の英国議会の議論の一部ですが、
当然に主語は「女性」です。
しかし、最近の倭国はオスの劣化も甚だしいから「男性」でも間違いではなさそう。


教訓的に言える事は、
血と汗で闘い取ったわけでもない権利の値打ちはその程度だという事。


この映画の登場人物の多くは合成キャラクターだと思われます。
ふとした事で権利意識に目覚めた無知ながら無垢な女性達の姿は神々しい。
自分たちでなく自分たちの未来(子どもたち)の為に血と汗を流す。

エンディングで、婦人参政権獲得の歴史がタイプされます。
どの程度血を流したのかは知りませんが

1893年 ニュージーランド
1902年 オーストラリア
1906年 フィンランド
1913年 ノルウェー
1915年 デンマーク、アイスランド
1918年 ソビエト連邦、オーストリア、イギリス
1920年 アメリカ合衆国
1949年 中国
1993年 スイス
2015年サウジアラビア

字幕だけの記憶ですので誤記はありえますが、
倭国がテイクノートされていなかったことには確信がある。
この映画の意識高い系製作陣にとっての日本人の権利意識レベルとは
その程度だと思われている....のかも知れない。
それはまあそうだが、自由民権運動で流したあの血の量までシカトされるなら
それには objection!!




財務省事務次官セクハラ問題

あまり話題にしたくないが、
あまりな迷走に、迷走するだけのの理由くらい言葉にしたくなった。

まず声高に怒りの声をあげる、誰かさんによれば
セクハラなんかされそうも無い座布団バッジ族
どう見ても政局や政争にしたくてしょうがない...としか見えない。
被害者に寄り添うとか不義を糺すとか公平健全な社会意識の醸成は二の次
大臣のクビを獲る、倒閣が優先する。
だから加害者とされる側も防御のやり方が品性にかけて攻撃的になる。

敢えて言えば、スタンドアップしない被害者「達」も怯懦である。
テレ朝の女性記者だけが被害者ではなかろう。
二次被害....当然、出る釘はうたれるのです。
それに、それを押し返す声が小さいから。
津々浦々で日々被害が生じているのであれば、
その声を汲み上げ組織化するシステムをつくれば...
それこそが、選良の存在意義
民衆の力こそ、量が質を規定するのです。


今度ナンチャラ国民党が出来るそうですが、
世論調査での単純合算政党支持率は1から2パーセント
たぶんですが、支持率は単純合算値を下回る。
理念やら綱領めいたものを見るに、百貨店型政党
つまり、総花で実が無い(^-^)


いまやブティック政党の連衡合縦の時代。
それはEUの状況からしても明らかだし、二大政党体制なんて今や周回遅れ。

という事で「アンチハラスメントだけの政党」を作る。
政党要件を満たす程度のことは容易いだろうって思うが、
決してなんとかハラスメント防止法なんかつくろうとしない事だ。
法的制裁なんかザルなんだから、社会的制裁の方が遙かに恐ろしい。

大昔のウーマンリブ運動さながらの野党合同茶番ヒアリングを観ていて...
目が醒めると、こんな夢を見ていたのだ。


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