2018年4月3日火曜日
誰に対する「掲示板」ですか?
1200億も財産がおありなら、
2、3億の買物なんかダイソーの雑貨程度でしょう。
買ったのはレトロ事業の新聞だけ。
個人的に買ったということは株主には無駄遣いに見えるということ。
しかし高級紙のオーナーさんというのは社会的なステータスが高い。
アマゾンの創業者の自己満足。
従来は、美術館とかカントリークラブの理事長だったのですがねえ
地の利はともかく歴史は有ってもかたが地方紙に過ぎない。
世界的な報道の影響力が確立されたのは、
自裁した夫の代わりに社主となった素人マダムの明らかなミス或いは暴走のおかげである。
反語的に言えば、優れてリスクマネジメントの教科書たりうる映画である。
しかし、教材に使いたいと思う勇気あるコンサルタントは・・・ぼくならやるかも。
エルズバーグ博士の機密漏洩事件はNYTの功績であり、POSTが偉いわけじゃないが、
あの局面でNYTサイドに立つ事は英雄的な自殺行為である。
社主のキャサリングラハム女史は博打を打った...としか思えない。
報道の自由とか国民の知る権利とか美辞麗句の裏付けがなかったとは言わない。
しかし、経営難で上場はしたものの初値は芳しくない。
幸いにして乾坤一擲の大勝負には勝ちました。
それ以上に現場のモチベーションが上がり、
あのウォーターゲートスクープに繋がり、
メディアとしての名声も揺るぎないものにしました。
リスクをとるとはこういうこと・・・とは普通は言えない。
最高裁の判断は倭国と違って負けが最初から決まっているわけではないが、
政治家としての技量よりも極度に陰湿な性格の大統領と輪をかけたワルの取り巻き相手に争うのは
あまりに分が悪い。
この映画には、様々批判的で観た後も意見は変わらない。
しかし予想外のモチーフには衝撃的感動を受けたものでそこんところを褒めないと礼を失する。
エンドロールの最後の最後にある映画人(故人)への献辞が....
記憶のある名前だが、献辞が掲示される理由に想いが至らない。
あちこち調べるに、この映画は「女性」映画だと思えば得心するそれなりの映画なのです。
別に女性がセンターだから女性映画だと言ってはいない。
無理なやっつけ仕事なもんで、大物出演者の意向が相当に働いた向きもありますが、
その辺は、スピルバーグがオトナの折り合いをつけたのでしょう。
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