2018年4月23日月曜日

みどりの冬



45億年とも言われる地球の歴史の中での気候変動を
短期的な視野狭窄的に論じても仕方なかろう。
寒冷化と温暖化は繰り返されてきたわけで、その大きなサイクルの中の
個々の変動が、人為的か自然現象なのか解析できるほど
ヒトザルは賢くなったのかなあ?

そう言えば、火山地震ムラの先生たちは出来もしない地震予知を
やります(やれます)と豪語し、多額の科研予算をふんだくったが
いまの有様(^-^)

大きな自然のサイクルに棹差すようなことは無意味だが、
ヒトザルの営みの過多が温室効果ガスの増減を規定していることだけは確かな事
余計な環境負荷を殊更にかけるべくではない程度の努力にまで
冷ややかなつもりは無い。



四季のメリハリのなかで花鳥風月に慣れ親しむ世渡りの日々
夏は暑く、冬は寒くが一番。
まだ四月だというのに「真夏日」なんかは困るのです。
また、真冬に暖かいと重衣料がうれず消費の減退。


みどりの冬


絶滅危急季語のひとつ
被形容語が冬なのに、夏の季語というヒネリがいたく
お気に入りです。
青葉しげる陽気の季節にこの寒さはなによ?!って感じの季語
みどりと言ってもカフェーの女給の源氏名じゃない。

夏井いつきさんは、絶滅危急種と分類していますが、
自然科学的には絶滅したかも.....


いつかみどりの
夏きたらめと
百年暦 (蝸牛庵)



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