2019年3月15日金曜日

不思議なポイント還元策




いったい誰が考え付いたのでしょう?
ビジネスモデル特許を取得していれば、巨万の富
セコセコとポイントで小銭稼ぎを横目に....
けだし、CAの山奥で金鉱採掘よりも、採掘する貧乏人相手に
作業着を売る方が遥かに儲かるのです。
リーバイスのオヤジは頭が良い。


消費税1パーセントの税収は、約2兆円。
今回の増税で(軽減税率効果は一旦無視)4兆円の増収なのですが、
税率変更の歴史は景気の腰折れの歴史。
いっそ、消費税を止めるなり
税率軽減の方が経済対策としてはマシということになる。
いったい先進諸国はどうやって乗り切ってきたのか?
って、誰も教えてくれない。

893、同和、宗教法人なんかはロクに
所得税を収めないと言われるから、一律須らく税負担効果のある
消費税の税収を減少させるべきではないし、
逆累進性云々の批判もあるが、消費額は収入に比例する。


決まった事らしいので、愚策としか思えないが、
あとは巧妙に使うだけ。

消費税還元ポイント取扱決済事業者を介し
消費税還元ポイント付与店舗でお買い物

複雑な税率システムになりますから、
簡便早見表を作ろうと思ったが、
そのうちネットのあちこちに掲載されるに決まっている。


で、あんまり議論されていない事について考えてみよう。

ポイントの会計処理。
通常のポイントと消費税還元ポイントは、性格が異なるが
税率自体が軽減される訳でない。
通常のポイントの会計処理についても

売上値引
未払金(ポイントが使用されて販売費扱い)

のどちらもありのようだが、
前者はポイント付与内容によりけりだが、個人的には馴染まない。
消費税還元ポイントについても、消費税税制自体は
何も変わらず...つまり店舗は無関係。
決済事業者と消費者とのやりとり。
決済事業者は、未払金勘定にするんでしょうが、
還元期間内に請求がなければ...取り込んで良いって事ではないから、
国庫に還付する仕組がいります。

ポイントをがっぽりため込んだ消費者はどうなる?
理屈は...所得性があるとなれば、一時所得か雑所得
しかし、売上値引ならば、単に定価から安く買っただけ(^.^)


仮に所得であっても、少額の場合は申告不要。
しかし、ビジネス経費を片っ端から個人のクレカで立替をし、
ポイントだけを懐にいれていると....

金額如何では、
所得税法違反に加えて、横領罪を構成しかねない。


つまらない事をやるからつまらない管理コストが増える
これも、パーキンソンの法則の一例。

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