2020年6月14日日曜日

紙幣の顔は....国家の鑑



それなりの想いが反映されています。
想いとは、すなわち「偉大である」という国民的な合意である。
もっともセンシティブなもので時の情勢で揺れ動く。

アメリカンの紙幣には...アメリカンに限らずですが、
男性が登場する事が多い。
当たり前のように女性が登場する国もあるが、
それが話題になるという事自体が、実情をものがたる。

偽造防止の観点をその理由に挙げるが、いまさらながら
あまり説得力のあるものではなく、潜在的な意識なり
いろんな口にし難い理由があるのだろう。

アメリカンでは伝統的に建国の父達が使われてきた。
男性だし、白人
一気に「黒人さらに女性」が紙幣の顔になるとは....
キング牧師を押しのけてのことだから、すぐれてポリティカルコレクトレス。


アタシはよく知りませんでした...ハリエット・タブマン


浅学菲才を恥じ入るばかり
如何にホワイトウォッシュされた史学に学んでいたか....という事

第44代大統領が決定した重要なイシューです。
本来ならば今年から市中に出回るはずだが、紙幣のデザインさえ公表されていない。
今の大統領ならば...公式的なちゃぶ台返しはともかく
棚ざらしくらいはやりかねない。
再選されれば、絶望的
財務省は技術的な理由を挙げていたが、
昨今はリニューアル計画そのものに口をつぐむ。


南部の黒人奴隷を北部に逃亡させる地下ルートがあったことは
知っていました。
彼女の知名度についてよく知らないのはアタシが無知なだけ。
アメリカンのあいだでは圧倒的な知名度である...そうです
奴隷解放運動の活動家であり、南北戦争の兵士(士官?)して知られている
女性参政権から百年
或いは新紙幣話題等の興行価値を背景とした製作であったが、
コロナ禍やらで赤字にはならなかったものの
相当儲け損なったようだ。
映画そのものの批評は、ポリティカルコレクトレスになりかねない。
だからやらない。
主演女優は、何故か英国人なんですが、
オスカーベストアクトレスにはノミネートされましたが、
お約束通り破滅的人生なJ・ガーランドの主演女優に負けました。



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