2020年6月25日木曜日

清少納言なる人気ブロガーの末路哀れ?



なんちゃって「おかしにあられ」...ではなくて、

をかし
あはれ

王朝美学の真髄らしいが、ようわからん。
それなりのスタイルは感じるし、骨粗鬆症的な美学でもない


批判を恐れずに偏見的に述べれば、閨秀作家は美形が命。
顔の造作ではなくて、緑なす黒髪の美しさ....
かと言って才能のさなを隠すほどのことはない。
ささやかな知識ながら...ある程度は天は二物を与えたのよ(^.^)


しばらく前に紙幣の話をしたが、紙幣には顔写真がつきもの
御真影が残っていないと紙幣を飾れない...これまた理不尽


お気に入りの清少納言の話をしようと思う。
ターナーの絵を見れば、夕陽の風景がターナーの絵に見える
...と同じく、倭人の季節感や審美感は、納言に支配されたみたいだ。
特段美人だとは聞いていない。
和泉式部のような歌才や美貌には恵まれず、オトコ日照りだったみたい。
才気走った貴公子に人気はあったが、選んだオトコは則光
体育会系の無骨で武勇に秀でたオトコ
アタマの良いオンナの趣味ってそういうものかねえ
レディMの旦那もアタマ良さげでもなかった。

納言も男の子を授かったものの、やっぱりつまらないオトコと
思ったのか、そうそうに離縁。
しかし、別れた相手の悪口をいうでなく、
姉弟のようにその後も付き合っていたと言う。


オンナの才気は不幸を招く...とは中世の偏見
納言の末路も哀れだったそうな
小町零落伝説と同じだ。
レディMだって狂言綺語(創り物語)を描き散らかした罪で
地獄に堕ちたらしい。
一説には経典の裏をメモ書きにしたが故。
当時は紙って貴重品だもの
意味不明で嘘も方便な経文こそ狂言綺語の極みだろう。

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