諸行は無常だし、盛者は必衰くらいは知っている。
人生の黄昏時なんだから、馴染みとの別れも瞑すべきだが...
半世紀近く馴染むとやはり別れが辛くなる。
深く愛したオンナとは早めに別れるべきって誠に深淵な真理だ。
それはさておき....
馴染みの餃子屋さんが閉店した。
家業ですから、高齢とか後継者がいないとか...理由はさまざま。
あんだけ流行ってましたから、そこそこの蓄財もあり、
コロナ禍対応の煩わしさもあってのハッピーリタイヤメントだろうと思います。
大山さんとこに頼めば、事業譲渡はなんとかなったかもしれません。
しかし、あのぶっきらぼうな客あしらいがなくなれば、
アタシは多分行かなくなるだろうなあ
なまじっか大将の顔がちらつく家業は事業譲渡に馴染まないのかも
従業員が跡を継いでくれるといいが、みなさんバイトだもんなあ
神戸の餃子は味噌だれを特徴とする。
醤油に酢、さらに辣油という当たり前のタレならば、
大差ないが、味噌だれはお店の秘伝
夏向もあれば冬向きのタレもある。
何軒かの餃子屋さんの馴染み客になり、多少無理きくようになれば、
餃子だけをAの店で買い、たれをB店でわけてもらう...
この組み合わせを楽しむのが真の阪神間スノブ型B級グルメ
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