2020年6月13日土曜日

輿論と世論は虚実皮膜の間








ポストコロナでも変わりようがないのが「感染健忘症」
李文亮氏病のワクチン開発よりも、
ある意味でこちらの医療体制構築の方がはるかに大事だ。


家人に付き合い、斜め見るテレビのワイドショーは、
芸人の貧相な不倫噺ばっかりで、公共の電波の無駄遣いはともかく
虚実定かでない医療情報をまき散らすよりはましだ。
テレビが扱うにはこの程度の話題が適している。

第一波は過ぎ去ったようだが、第二波襲来の可能性が高いと
言われる。
高温多湿化でウィルスは死滅するという実験室のデータはあるが、
ならば、熱帯地域ではパンデミックは発生しないだろう。
あるいは、高温多湿対応型ウィルスに変異したのか?

そもそも第一波の「傾向と対策」の確定版はまだ解らないのでしょう
諸外国に比較し、上手く対応出来た...かどうか判然としない。
感染者数が少ないとされるがあれは「感染認知件数」
検査忌避をあれだけやれば、正確な感染者数はわからない。
学校のイジメ件数と同じで、認知しなければイジメは学校では起きていない。

死亡者数だけは確かだろうが、正確な死因となれば正しいのだろうか?
死者にとっつ一番確かな事は心肺停止という事実だけ。
超過死亡者数を真剣に調べる必要があるのはそういうこと
まともな比較統計値にまだ遭遇しないのだが、
公表死亡者数よりも大でそれなりの信憑性もあるらしい。
仮に数字を補正しても倭国の死亡率が低位だということには
変わらない...みたい。

ならば、なぜ上手くいった?
オピニオンよりセンシティブを優先する...
つまり、専門性の高いアドバイスよりも大衆迎合対処の勝利??
あるいはろくでもない専門家ばかりが集まり、まともな研究者は
排除された?

情緒的な意見もあり...

行動規律の高さ
清潔な生活習慣
靴を家では脱ぐ慣習
納豆を食べる食習慣(?)
先天的な遺伝子構造...やらなんやら、けだしテレビ向きな解説

さっき見たテレビだと血液型分布だとか(^.^)
血液型分類にはABO以外に様々あるってことを知らなさげな
コメンテーターがしたり顔で...あとは観てませんから中身は知らない。

まったく有意差がないとまで言い切れない要因もありそうだが、
決定的な因子とは思えない。
最近言われているのが「コロナウィルスの変異タイプの差」

シトシトと梅雨の長雨の倭国
ハリケーンが襲来した欧米

被害のレベルが違うのが当たり前
これが事実ならば第一波のディフェンスの成功体験は
第二波以降の大失敗になる事は、歴史に学ばずともわかる事
とりわけ、過去の成功体験に自己陶酔し、
苦い体験を忘れやすい民族は、観たくない末路を何度もかこにみたはずだ。

ウィズコロナ型経済運営が大事ではあることはその通りだが、
それしか頭にないのならば、加えて「視野狭窄症」だということ
そんな連中はリーダーを辞める方が民草のため...

0 件のコメント:

コメントを投稿