2020年8月26日水曜日

動物たちの赤い闇



ジョージ・オーウェルの描いた動物達の楽園の末路は
いまさら説明するまでもない。
共産主義の「理想」とその虚妄の成れの果て
指導者が独裁者となり堕落していく様
スターリン主義国家体制批判の寓話とされるが、
剥き出しの強権国家でなくとも、この寓話に相応しい国家は
いまでもあまたある。


未だに読まれ続け、コミックにもアニメ化もされ、
映画化は...企画だけなら何度でも(^.^)
しかし、実写版で観たいとは思わない。
そして、オーウェルが脚光を浴びる時代は不幸な時代だ。
ある種のディストピア。
コロナ禍を奇貨とした全国民監視システム導入なんて...
なかんづく絶大な効果と言われれば、それは1984の世界。
かと言って..LOCOAちゃんじゃ..効果の程は


倭国では話題にもならなかったが、

MOFA(Make Orwell Fiction Again)

聞いたようなスローガンですから、背景も実に分かりやすい。
残念ですが、ムーブメントとしては成功したようには見えないが、
予定では十一月には判るかもしれない。

ホロドモール(ウクライナジェノサイド)を始めて
報道したガレスジョーンズが、オーウェルと交点(親交)が
あったのかどうかは調べたがよく解りません。

映画「赤い闇」では、この悲劇(犯罪と言うほうが正しい)を
ガレスは報道として、オーウェルは寓話として世に問うたと言う描き方です。



因みに、初めて知りましたがいくつかの国家が、
ジェノサイド認定決議を行なっています。
あれが、ジェノサイドならば、大躍進運動だってそうだろう

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