2020年8月21日金曜日

コミュニズムの赤い闇



不思議な事
自然の摂理に反するアメイジングな事が平然と起きる事がある。

大恐慌で世界経済が疲弊する中で計画経済だけが成長を続ける
人民公社方式の大躍進運動は飢餓と貧困を絶滅した
東夷の辺境の半島の地に地上の楽土が出現する

世界が騙された訳ではない。
騙した方が賢い訳ではない。
嘘を知りながら沈黙し迎合したメディアや政治があった。

若い英国人ジャーナリストは自分の眼でウクライナな地獄を観た。
そして伝えようとした
不都合な真実だと圧殺する大メディア(この映画では、NYTのビューリッツア賞受賞記者に代表されます)
経済関係が損なわれる、不当逮捕された白人の解放やらの
駆け引きもあり、数百万人のウクライナの餓死者は
すんだ話...これはロイドジョージが貧乏籤をひかされた。

失意の中ジャーナリストは田舎に逼塞。
しかし反共煽情新聞のハーストを焚きつけて、
世界に訴えることに成功!

一方で彼に触発されたオーウェルは恐るべき寓話を上梓した。
ガレスジョーンズ記者の名前は忘れられても
この小説は歴史に残る

アニマルファーム


監督は、藝術は辺境に花咲く事の体現者
ポーランドのホランド女史
寡作の部類ですが、今はデブのエコセレブでしかない
美少年をより美しくより知的に描いたこの作品でも
映画史に残ります。



いまんところ...なのか、これからもそうなのかは
知らないが、大メディアの映画批評欄ではほぼ「黙殺」
いまから予言しておきますが、
将来いきのこるならば、大メディアではなくて、
この映画の方である。

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