2020年8月19日水曜日

All the king’s men



版元は忘れたが「すべて王の臣」というひねりのない題名で刊行されています。
上昇志向満載の野心的で傲慢なデマゴーグ的なポピュリストが主人公です。
あの「大統領の陰謀」のオリジナルタイトルが、All the president’s men だいうのも
そういうこと。
ピューリッツァー賞受賞作品だし、最初の映画化作品は
いくつかのオスカーの栄誉にも輝いた。
しかしながら、地味なドラマだと思われたのか...知名度は低い。


中南部の貧しい若者のあくなきサクセス追求ドラマですが、
最後に不可解な暗殺で幕を閉じる。
ウェブをあちこちサーフィンしても何故だか口を閉じるのですが、
これにはモデルがあります。

ルイジアナのヒューイ・ロング州知事あるいは上院議員

暗殺されなければFDRでなく彼が大統領になっていたかも知れないとさえ
言われる...それに実に現職大統領に似ているのですよ。
違いは...生まれながらの貧富の違いくらいだし、
暗殺もされなかった。
富の共有運動で過激な資産課税を主張した。

知らなかったが、FDRも大統領選挙当選後暗殺未遂にあってます。
連邦議会で禁酒条項が修正される前日のマイアミでのこと
つまり...よう判らんが不可知な神のみ技

全ては王の臣

出典は知りません。
マザーグースとも言われますが、アタシは違うと思う
独裁者に振り回されるスタッフ...だと思ったが、ちがうようです。
全ては神の摂理に振り回される...ということかも
アタシの書庫には、この本もあるはずだから、
折を見て読んでみよう。

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