2021年4月11日日曜日

発泡酒

 


泡系アルコール飲料ならば、なんでも発泡酒と銘打てばいいはずだが、倭語では低麦芽麦酒風味飲料を意味する。
ワイン系ならば、スパークリング。
飲料のブームの後先ならば、スパークリングビールとかなんとか言われたに違いない....

ここまで書いてふとに気になり
麦酒系飲料の世界ではすでにあるんだわ!
シャンパン酵母で醗酵させた麦酒風味飲料らしい。

両方の良性遺伝子を継承すればいう事がないが、その逆もある。
メロンと葡萄をかけあわせ品種改良を行ったところ...思惑に反し「葡萄がメロンほどの量」がとれたという笑い話もあるし....


糖質原料、ビール酵母、香味料に水さえ有れば麦酒は作れる。
糖質原料は麦系に限らず澱粉系ならなんでも良いみたいだ。

知らなかったが、戦前には余剰米活用の観点から「ライフ麦酒」の開発がすすめられたが....失敗(この辺りの史実にはいささか疑念があるがさておく)
戦後は薩摩芋系麦酒開発も....これまた(^.^)




創意工夫とは実に素晴らしい!
焼酎メーカーもこんなものを新発売。
値段次第だが....こんなものを飲むよりもクラフト麦酒に手が伸びるし、あまり感心しない。


興味はすでに米系麦酒風味飲料に移った。

倭国の農業文化の基層は水田だし、衰退する事を好ましいとは誰も思わない。

なんせ食料需給率はカロリーベースで三割。

ワクチン安全保障を騒ぐよりもはるかに深刻なんですが....なんせ「まだはもうなり」が判らない国家です。


ポン酒用の米穀は特殊な品種ですが、酒つくりの情熱は、けだし酒は文化であることを証明しました。

あらためてライス麦酒に挑戦を期待したい。

政策誘導は簡単です....酒税を劇的に下げれば済む事です(あとは「豚が肥るのを気長に待てば」いいのですよ)

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