雇用機会均等の理念に照らして「オンナに似合わない職業」なんて口走ろうものならば、レイシスト!と断罪される昨今のこと。
オンナを殺し屋にリクルートしても構わない。
かの厚労省の指針によれば「男女差別が容認される」事例としては...
芸術・芸能の分野における表現の真実性等の要請から男女のいずれかのみに従事させることが必要である職務
守衛、警備員等のうち防犯上の要請から男性に従事させることが必要である職務
宗教上、風紀上、スポーツにおける競技の性質上、その他の業務の性質上、男女のいずれかのみに従事させることについて前各号と同程度の必要性があると認められる職務。但し業務の正常な遂行上、一方の性でなければならない職務に限られ、単に一方の性に適していると考えているだけでは該当しない。
解釈が難しいが性差別後進国の倭国ですらオンナ殺し屋を推奨しているのですよ。
だから映画の世界ではセレブアクトレスのオンパレード。
一番お気に入りなサビーヌモロー(女優名ではなく役柄です)。MIのゴーストプロトコールに登場する報酬はダイヤモンドしか受け付けないフレンチですが、カンヌのパルムドール女優。
ドバイのブルジュハリファから格闘の果て転落死したとされるが死体は未確認....きっと生きています!
なおこのレアセドゥさまは、かなりなと言うか相当なお嬢様です。
ロシアのプリマドンナから転職しました。
彼女だってオスカー女優です。
CIAの尋問官ですが、実はロシアの二重スパイなんだが、アメリカに寝返る...とかなんとか複雑なおはなしです。
代表的なハリウッドセレブですが、若い頃に渋い役柄でオスカーの助演女優賞に輝きます。
アメリカ映画ですが、MI6のスパイアクション。
輝く美貌を封印した時に燦然と輝くという不思議なオスカー女優ですから、まだベルリンの壁がある頃の複雑なお話だったという印象だけ。
トリは、この強い女優といえば彼女。
その彼女の新作。
あまりに強すぎて役柄の幅が増えないからオスカーはノミネートだけ。
依存症から軍隊へ、更に組織の殺し屋にリクルートされた過去が比較的丁寧に説明されるのが特徴的な映画です。知る限り依存症やら家族との葛藤に苦しんだ事をカミングアウトするオープンミーティングに参加する殺し屋...なんか初めて観た
まだまだ枚挙にいとまなしなんですが...なんとも逆差別に思えてきた。
彼女たちは誰もが、ビューティー、グラマー、セクシー、インテリジェンス、アスリートの持主。
ありもしないキャラクター造形の果ての雇用機会均等なんだもの。
確かに現実だって法の理想通りにはなっていないが、
ならないのは「オンナの方が能力不足」なんだからであり、あれば殺し屋にだってなれますというのがオトコ社会であるハリウッドの本音だと語っています
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