劇場公開が見送られた2006年製作のアメリカンパンデミック映画。
アウトブレイクやコンテイジョンとは違いローバジェットだと思いますが、ことのほかよく出来ています。
ライブのリアルな現実と二重写しにしながら、濃いめの酒を片手に...ある意味で悪趣味ですが、アマゾンプライムビデオはそういう鑑賞方法で充分です。
広東省でH5N1型鳥インフルエンザ発生!
李文亮ウィルスとは違い、早期に情報開示をしたものの隔離対策は失敗。バージニアのビジネスマンが感染状態で帰国....瞬く間に全米に拡がり僅か18週間で死亡者数が二百万だか二千万人。
いくつかの「面白い」映像上のエピソード
・手洗い消毒は推奨するがマスクの効果はない...と倭国の厚労省大臣の立場の長官の発言
確かにマスクをする人はまばらにしか描かれていません。
・中国生産だから入荷がないのよ
この当時からそうだったのか、、、マスクを買い求める客に店員がすまなそうに...
・バージニア州知事は感染地域の隔離の断行
感染が拡大すれば無意味との専門家の意見を無視して強行...さらに社会の分断を招き共助の精神を蝕む
・ワクチン提供国のフランスは自国優先主義を宣言し国際社会との軋轢を生む...ってきいたような話し
アメリカは製法特許を無視して自前でワクチン製造に乗り出すし、、、
・やっとこさ調達されたワクチン輸送車が暴徒に襲撃される
このエピソードはリアルに聞き及ばない。
映画と現実ではワクチンの信頼性にかなりな落差があるのでしょう
・あまりの死者の数に埋葬が追い付かず、遺体はゴミ処理状態で...
南アメリカのどっかで見た風景。
・終息傾向が見え出したところで、アンゴラで感染率や致死率が遥かに高い変異株発生。
さあどうなるのかは続編なんでしょうが、あまり見たくない風景である事は容易に想像できます。
そうそう物流が崩壊しスーパーの棚から食料品が消えて餓死者まで...
マンハッタンのサブウェイの駅は医療施設に転用されるが、行われている事はむしろ「いのちの選別」
医療非常事態宣言とは....こんなシリアスなことをいうのじゃなかったかしら
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